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社会福祉士VSケアマネ!難易度を5つのポイントから解説

ケアマネの難易度はこれから受けようというときには気になるかと思いますが、よく聞かれるのが社会福祉士との難易度の比較です。

 

結論からいいますと社会福祉士のほうが難易度は高いのですが、試験問題の内容への適正もあります。

 

ケアマネについては問題にやや癖もあるので、他の試験のようにただ暗記すれば合格率が上がるということでもないところが難しいところです。

 

ケアマネと社会福祉士での受験資格の難易度

 

ともに介護系の資格なために受験資格というものがあり、まずこれをクリアしなければ誰でも受けることができるというようになっていません。

 

ケアマネなどではこの受験資格もネックになってきます。

 

国家資格(法定資格)を持ち、実務経験5年以上

 

相談援助業務に従事し実務経験5年以上

 

介護等業務に従事し 実務経験5年以上または10年以上

 

これがケアマネの受験資格となっています。

 

一方で社会福祉士の受験資格は

 

福祉系大学、短大で指定科目の履修まで必要

 

相談援助実務の経験が必要なこともある

 

ということで大学や専門学校の卒業も必要となるということで受験資格を得ることについてもまず社会福祉士が難しいですし、費用もかかることがわかります。

 

ケアマネと社会福祉士の出題問題の難易度

 

またそれぞれの試験問題の難易度やジャンルの広さもかなりの差があると考えて良いです。

 

ケアマネは介護支援分野、保健医療福祉分野の2科目

 

社会福祉士は18ジャンルからの幅広い問題が出てくる

 

ということで試験問題の難易度を比較すれば何倍も社会福祉士のほうが難しいといって良いと思います。

 

ケアマネと社会福祉士の受験者母体の違い

 

ケアマネも社会福祉士もそれぞれ合格率というのは数年でそう変わるものでもありません。

 

ケアマネ  20%前後

 

社会福祉士 25%前後

 

合格率を見れば社会福祉士のほうが簡単そうに思えますが、それぞれの受験者層が違います。

 

ケアマネの受験者というのはヘルパー、介護福祉士といった人たちも多く、社会福祉士よりも受験者層のレベルは低いです。

 

またケアマネの場合にはあまり勉強せずに適当に受けている人も何割かいるということも2つの難易度を分けるところになっています。

 

ケアマネと社会福祉士の受験勉強の時間の長さ

 

社会福祉士の合格には最短でも3ヶ月は必要となります。

 

しかしケアマネだと最短で1ヶ月でも合格する人もいます。

 

平均的なケアマネ試験の勉強時間は3ヶ月ほどといわれていますが、毎日1時間ほど勉強するなら3ヶ月もあれば十分だと思います。

 

ケアマネと社会福祉士の資格取得後の就職

 

というようにいくつかの観点でまず社会福祉士のほうが難しいといって良いわけですが、資格取得後の就職という観点では実はケアマネのほうが有利といって良いのです。

 

社会福祉士

 

試験問題から見てもゼネラリスト養成の傾向がある

 

試験は難しい割に求人が少ない

 

ケアマネ

 

試験問題から見ればスペシャリスト養成の傾向がある

 

試験問題のレベルと比べると求人は多め

 

コミュニケーション能力がありお客さんとの付き合いがうまい人は高給も目指せる

 

というような状況となっています。

 

社会福祉士のほうは国家資格で華やかそうに印象してしまうのですが、介護業界のニーズなどは上のように今はなっています。

 

ケアマネ試験の難易度を上げてしまう勉強法

 

ケアマネは社会福祉士よりも簡単といって良いのですが、

 

基本テキストを細かく読み込む人

 

基本テキストをメインに勉強してしまう人

 

すべての分野を押さえようとしてしまう人

 

は逆に合格率が低くなります。

 

ケアマネの受験者は仕事や家庭との両立をしながらという人が多いのですが、効率良く勉強しなければ際限なく勉強しなければいけませんし、最初のほうに覚えたことをどんどんと忘れるような感じになり一向に合格最低点に届かないというようになります。

 

あえて基本テキストをメインにしない

 

出題頻度が高い問題を網羅した問題集を完璧にやりこむ

 

というような勉強法だと1ヶ月ですぐに合格レベルに到達することができるのがケアマネです。

 

無駄に細かいところまで押さえようとして、かえって合格率を下げるようにしないようにしましょう。

ケアマネの合格率をグッと上げる勉強法


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